小児歯科Q&A
こどもの虫歯予防・治療について
「病んでいる口を診るのではなく、病んでいる口を持つこどもを診る」
このことをモットーにした歯科診療を行っています。
虫歯など悪い部分のみを診るのではなく、口腔内全体を診ること。さらにはその口を持っているこども自身を診ることが大切です。
病んでしまった原因を探り、そこに適切にアプローチすることで、目指す結果を導き出します。
こどもが虫歯の治療を怖がります。
こどもが怖がるには必ず理由があるはずです。
1~2歳であれば泣き出すのは分かりますが、3歳以上で治療を怖がるには理由があります。もともと怖がりな性格、歯医者での嫌な経験、または発達の問題など、怖がる原因をきちんと探り、それを取り除いていくことで、治療に適応できるよう改善していきます。
具体的には、ご家族の方と相談しながら方法を決めます。治療の前に歯医者自体に慣れてもらうため、時間をかけて何度か通っていただきながら、苦手意識を克服してもらう方法もあります。後は虫歯の進行具合や障害の程度をみて、急を要する場合は、スタッフがお子様の動きを抑制したり、全身麻酔を使った治療を行います。
当院の医師や医療スタッフは、こどもの恐怖心のポイントが分かるので、安心感を持ってもらえるよう対応しています。
こどもが歯磨きをしてくれません。
1~2歳のうちは歯磨きの習慣ができるよう、ご家族がお子様の歯を磨いてあげてください。3歳からは本人ができるところを歯磨きさせて、残りはご家族が仕上げ磨きをしてあげましょう。
6歳からは本格的な歯磨きを覚えさせ、8~9歳まではご家族が手伝ってあげてください。
どうしても歯磨きをしない、できないという場合は、当院までご相談ください。
特に障害を持っていたり、発達の問題のあるこどもの場合は、なかなか歯磨きの習慣が身に付かなかったり、技術的にうまく磨くことができません。
そんな時こそ、専門医である私たちを利用していただければと思います。
こどもは何歳から歯医者に通うべきですか?
当院では、0歳からお口の中を診るようにしています。
しかし厳密にはお母様のお腹の中にいる時から、お母様に来院していただきたいと思います。
最近では1歳児であっても虫歯があるこどもがいます。そうならないためにも、離乳食、卒乳のタイミング、おしゃぶりの扱い方など、こどものお口の健康を守るためのアドバイスをさせていただきます。
こどもがお菓子ばかりを食べて困ります。
年齢にもよりますが、「お菓子を食べすぎると虫歯になる」ということを、こどもに教えてあげてください。「お菓子を食べてもいいけど、このタイミングで食べよう」というのもいいですね。
きちんとした食育を意識することが効果的です。
障がい者の方に関しては理解が難しいこともあるので、その方に合った方法を私たちと一緒に探していきましょう。
こどもが虫歯にならないために、親は何をするべきですか?
虫歯や歯周病は生活習慣病なので、日頃から食べ物や食べ方などに気をけるのが一番です。まずはご家族が予防の知識を身に付けましょう。
しかし、障害を持つお子様のご家族ならば、なかなか自宅で予防対策をするのが大変です。そんな時こそ頑張り過ぎないで、プロである私たちにご相談ください。
こどもの教育について
テキストが入ります。
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