当院の特徴・診療コンセプト
当院の特徴
障がい者のための専門歯科医院
当院は、1979年の開院当初から、障がい者のための専門歯科医院として、長年多くの障がい者の方々のお口の健康をサポートしてまいりました。日本障害者歯科学会において指導医を務めた前理事長、現理事長だけでなく、当院在籍多くの医師が指導医や認定医の資格を持っております。
積み重ねてきた専門技術と長年の経験をいかしながら、患者様やご家族にとって最良の歯科診療を提供してまいります。
こどもの発達をサポートする「リハビリテーション科」
こどもの歯を長年診てきた歯科医院だからこそ、こどもの発達バランスの状態が分かります。問題行動を起こすこどもを「ちょっと変わった子」という見方で済ますのではなく、こども一人ひとりの発達に目を向け、バランスの悪い部分に対しては医療的なサポートすることが大切です。
当院では、歯科と並行して「リハビリテーション科」を開設し、発達保育士や言語聴覚士、社会福祉士などの専門スタッフが、こども達の発達のサポートを行っております。
通院が困難な方のための「訪問診療」
障がい者の方は、身体的な理由はもちろん、精神的な理由から外出が困難になることがよくあります。そのため定期的に歯科医院に通えずに、お口の中の衛生状態が悪くなり、虫歯や歯周病などを引き起こしてしまいます。
当院では、医師や医療スタッフがご自宅や施設を訪問して診療を行う「訪問歯科」を行っております。訪問にあたっては適応距離がありますが、その条件に満たされない場合でもお気軽にご相談ください。
診療コンセプト
あらゆる患者様に、安全・安心・質の高い歯科診療を提供します
当院は、障害者歯科を専門に診療を行っているため、障がい者の方から健常者の方まで、あらゆる年代の患者様が来院されます。そのため当院では、患者様一人ひとりのお口の状態はもとより、全身状態に合わせた歯科診療を心がけております。
また年齢によって異なるお口の状態や予測される不具合を見極め、予防効果のある適切な歯科診療を提供いたします。
生涯のかかりつけ医として、お口の健康をサポートします
1979年より開院している当院では、親子2代、3代で通院される患者様も多くいらっしゃいます。0歳から高齢の方まで幅広い年齢の患者様と向き合い、生涯に渡りお口の健康をサポートするのが当院の使命です。
患者様一人ひとりのお口の中を長期間しっかり管理することで、将来予測できるお口の中の不具合を未然に防ぐことができます。
治療中心ではなく「予防」中心の歯科診療を行います
当院は、できてしまった虫歯を治療する「対処療法」にとどまらず、虫歯ができないための「予防歯科」にも力を入れおります。なぜ虫歯ができたのか?という原因を探り、その部分に的確な治療を行うことで、再発や新しい虫歯の発生を抑えます。この予防歯科の概念は、虫歯に限らず、歯周病や噛み合わせなどお口全般の診療に活かされています。
患者様一人ひとりに合った歯科診療を行います
当院は、「EBM(エビデンス・ベイスト・メディスン)———医療的な根拠に基づいた歯科診療」をベースとして提供しています。しかしながら、障がい者の方やそのご家族においては、「基本的な診療」が必ずしも最良の診療になるわけではありません。
当院では、「EBM」と並行して、「NBM(ナラティブ・ベイスト・メディスン)———物語と対話のある診療」を心掛け、患者様やご家族それぞれの物語(生活環境やライフスタイル)に寄り添った、最良の歯科診療を提供いたします。